派遣とアルバイトの違いについて

派遣とアルバイト、この二つに違いについてご存知でしょうか。
一見似ているようにも感じるこの二つの違いについて、こちらではご紹介致します。

派遣とアルバイトでは雇用形態が大きく異なります。アルバイトは勤務先の企業に直接応募して雇用契約を結びますが、派遣社員は派遣会社と雇用契約を結びます。つまり、企業が契約しているのはあなたではなく派遣会社なのです。そのため、派遣社員に取り決められた契約以外の仕事をさせることは契約違反になってしまいます。

また、給与も派遣会社から支払われます。そして勤務地や労働時間、給料など、あらかじめ契約で取り決めた範囲の企業へ派遣され、仕事内容の指示を受けることになっています。さらに、派遣社員は職種によって派遣期間制限が設けられています。短期間働くことはもちろん、長期の契約も安心して行うことができます。人によって自由な働き方を選択することができるのです。

派遣とアルバイトとでは、給与面にも違いが出てきます。一般的に、派遣は即戦力になるスタッフを派遣するということもあり、時給が高く設定されている場合が多いです。派遣もアルバイトも一定の要件を満たせば社会保険の加入が可能で、アルバイトは働いている企業での加入ですが、派遣社員は派遣会社で加入することになります。また、年末調整など、派遣社員は派遣会社が代行しますが、アルバイトは自分で確定申告を行うというケースが多く見られます。

アルバイトは、まず自分で仕事探し→連絡→面接→採用といった流れで、面接から採用になるまで1週間ほど待たされることも少なくありません。しかし、派遣は登録さえしておけば、あなたにぴったりな仕事を派遣会社が代わりに探し、企業側へ交渉し、簡単な面接のみで働けることもあります。